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about

「私には、私にだけが為せる、為さなければならないことがありました」

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緋紅は失敗しました。

一切の記憶を失った緋紅は、自分の足場の見つからないまま、ぼんやりと日常を浪費しておりました。

もどかしく思いつつも、流されるままにすごしていましたが、ある春の日、うららかな日和の化身のような、柔和な雰囲気の貴人、千星から、以前の緋紅を知る人物が緋紅の存在を求めていると、屋敷への帰還を促されます。

今まで千星の助力で生活して来た手前、緋紅に断るいわれはありませんが、記憶のない彼女に何ができるというのか。
屋敷の大きさに対する居住人数は4人。

屋敷にいたころの緋紅を知りつつも隠すものと、屋敷にいたころの緋紅を知らないもの。

屋敷のところどころで触れる記憶の引っ掛かりを感じながらも、確かなものを見つけられない緋紅。

彼女は為すべきことを探し出し、為すことが出来るのでしょうか。

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■■■お屋敷にいる人たち■■■

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ひいろ ささら ちせ らな かがり

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■■■どこかの塔にいる人たち■■■

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きさ ゆつき せら ひーちゃん るる

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■■■鏡の向こうにいる人たち■■■

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シンシア エリオット しろ くろ ディシエラ

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■■■鏡の中の図書島の秘書■■■

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カロン ティティ

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■■■お屋敷で創られた人たち■■■

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にいね みなづき よるは いつる むつき
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ななや はつり

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■■■学校のお友達■■■

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そのえ かおる くゆる れん

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■■■お屋敷の外でかかわる人たち■■■

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める さつき